招喚の声

ああ 法界を一筋に貫いて 悪逆の胸に徹したまう招喚の声
八億四千の雑音を超えて 明澄至純に響きたまう招喚の声


我合掌して大聖の真実教にその名号を聞き
我涙にぬれて今日
「祖師聖人の化導に依りて法蔵因位の本誓を聞く」


生れてここに四十二歳 我又何をか求めん
恵まれたる同胞の純なる願生の信にふれて
かえって我が内心の不純に泣く


哀れなる哉 常没常流転の我が相
ただ倉皇として 宿業に追われて今ここに至る


何すれぞ 悪逆煩悩の子に この恩徳の深き
ああ 又何をか求めん


仰ぎ願わくば ただ世尊の教えにより
深く我が我慢を打ちのめしたまえ