報謝の生活

 

  如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし

  師主知識の恩徳は 骨を砕きても謝すべし

如来に生きる者の生活は

その内奥より動き出たる本願自然の力に乗託して

不断の感謝と懺悔に色どられつつ

自己の全我を捧げて

いわゆる報謝の大行に生きるのである

報謝の生活とは、甲の恩に対して乙が返報をして

それで事がおわりとすることではない

限りなく恩恵を享受しつつ

自己自身の相に輝くことである