無名の華と咲く

われらは徹頭徹尾、華に咲く力をのみ真実であると深信し、

念仏の華に咲かなくてはならない。


われらの団は、

人間の一生はこの華に咲くためにのみあることを信じて生きる者の集団でありたい。


有名になるを要せず。


幾十万人の集団なりなどと大法螺を吹いて世を欺くを要せず。


社会的表面に躍ることも必要ならず。


天才を要せず、才物を要せず、秀才を要せず、門閥を要せず、その他一切を要せず。


ただ無用の用として、社会の底に根強く根を下ろして、

はっきり如来の本願念仏に生きる人を要とす。


同胞よ

ともに手をとって、聖人の教えの前に絶対に合掌して、無名の華として咲かん。

(閃光録 6 「無力と他力」)