「ありがたい」

魂のどん底から「ありがたい」と吹き出したことのない人よ、


「ありがたい」という一語の抹殺せられたあなたの生活に、

どこに本当の光がある。


どこに本当の安心がある。

 
どうしてもどうしても念願する。 


たった一つの一番大きな「ありがたい」を知らせたい。 


「ありがたい」と言い得る謙虚な心にならせたい。

 
かくて人の世は「ありがたい」と生き得た部分のみ、

ほんとうに生きたのである。 


末通った慶喜に人の世を暮し得る者のみ、

ほんとうに生きるのである。


最上、最大のよろこびとは何ぞ。


過去未来現在三世全体を救われて、如来と共に生きることである。

             (全集第2巻 光明第5巻第5号「決定」)