一切人の尊重

 

「病人を介抱する時は、生きた菩薩を御介抱すると思え、

看病人は病人に対して生きた菩薩を介抱すると思って看病せよ」

とは釈尊のみ教でありました。


私は重ねて申します。

自分が尊い一生を歩ませていただいていることがわかる時、

他の一切人の生活を尊重せずにはいられないのです。

名もなき老婆の人格の王座も絶対であります。

如来の生きぬきます舞台であります。

法華経の常不軽菩薩は一切の人を拝みました。

「あなたも尊いお方です。きっと仏におなりあそばすお方で御座います」

 罵られても石を投げられても拝みます。

私は常不軽比丘の上に、久遠の法蔵魂を拝みます。

 

        (全集第5巻 光明第12巻第11号「聖使」)