ー衷心の願求ー

 

寂しい心、それは人を求むる心であり、人と一つの世界に住したい心であります。


千人集っても外面的な心でいる時には決して満たされた心はいたしませぬ。


我々の衷心の願求は万人が共に深い心で一つになり、尊い精神生活で一つになりたい願いであります。

外面的な肩書や地位や、職業で集った時には、どうしても一つになることは出来ませぬ。

心の底にはそれでないもっと深いものを求める願いがあります。

人間としての我、それは痛々しい可愛らしい人間であります。

その人間と人間とが純な心にかえった時、自然に一つに結ばれます。

 

 

 

 

 

 

               (全集第5巻 光明第十巻第12号「一つなる世界」)