ー華 園ー

親鸞聖人 そはまことにわれらの慈父にてまします。

如来化身の師父にてまします。

その教化の前にひれふして如来のみ名を呼ぶ時、仰ぎ見れば、こはいかに

生死の園、煩悩の林には、あまりにも多くの人格の華が咲いているではないか。

空には無数の星が輝き、大地には大いなる人格の華が咲く。

永遠に勝ちつづけて咲きにおう大聖、菩薩大士、念仏の華

ふたたび無条件に人生を華園であると絶叫することができる。

見よ、これらの華は、

暗が深ければ深いだけ、いよいよはっきりと輝いているではないか。

如来によってのみ、人生はそのありのままが、美しき華園に転じます。

いかに荒れ狂う日も、暗深い日も、大地はついに美しき浄華の園であった。

 

                        (住岡夜晃全集第11巻 華園